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日本ボランティア学会2010白金原っぱ大会

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【分科会情報】第4分科会 生きることは表現すること ―異族が出会う場―

日本ボランティア学会+明治学院大学国際平和研究所ジョイントセッション
✠2010年6月26日(土) 2~5;30pm
✠明治学院大学白金校舎アートホール
                          
日本ボランティア学会2010年白金原っぱ大会・第四分科会
生きることは表現すること ―異族が出会う場―
      
 日本社会の周縁(エッジ)にはめ込まれ、互いに見えないように、触れ合わないようにされてきた人々が、自らのことばをと身体をあらわにして、生きるための表現を掲げて、明治学院大学の白金
キャンパスに出会う。

 さて、われ・われとは、だれなのか?あなたの、わたしの生きるための表現とはなにか?

✤表現者
* 金城吉春さん; 「チャランケ祭り」主唱/沖縄料理店「あしびなー」店主
  開幕とともに、金城吉春と沖縄の伝統音楽・舞踊の若い仲間たちが、天と地、人と神、人と人をつなぐサンシンの激しくも優雅なリズムを奏で、表現者と観客をつなぎ一つにする…金城が語りだす、私はなぜ東京で沖縄を表現し続けてきたのか…


* 風姫さん; 障がい者とともに作る新しいステージワークス「西東京アクターズスクール」主宰/AIR-空-パフォーミング・アーツ研究会代表八王子の地域で7年間取り組んできた障がいのある人とともに行う舞踊・演劇表現活動の意味と意義について、実践映像(DVD)とともに語る。オリジナルソングの録音作業の説明のあと、アーティストである風姫自身のパフォーマンスが演じられる。


* 砂川秀樹さん; 活動する研究者/研究する活動家、文化人類学者、HIV/AIDS問題に20年間、東京プライドパレード(レズビアン&ゲイ・パレード)に10年間関わるクラブミュージックに合わせて踊りながら賑やかに行進する一団や,「ゲイでよかった」「レズビアンでよかった!」というプラカードを持ちスピーカ―を通じてメッセージを投げかけながら行進する一団…なぜパレードという表現なのか、3000人ものパレード大行進ビデオを見ながら砂川が語る。

                       
 (司会・竹尾茂樹;明治学院大学国際平和研究所長)
 
     ❒三人のゲストの表現の後、ご来場の皆さんも交えてディスカッションです!
# by vgakkai-harappa | 2010-06-22 01:42 | 分科会情報

【共通演題・一般演題】 会場・発表時間決定


27日9時30分~11時30分の共通演題・一般演題の発表順です。発表者の方は、
8時45分に各会場にお集まりください。


会場1 本館1253教室
A1    三村 知之 大阪府立大学大学院人間社会学研究科 「地域でのマップづくりにおける住民が行う調査と課題解決機能の再生」

A2    廣森 直子 青森県立大学 「青森県における知的障害のある人の生涯学習活動の展開と地域ネットワークづくりの課題」

A3    伊藤 由起子 学習院女子大学「NPOに求められる役割についての研究──Human Change Agentとしての課題と展望」

A4    小野 達也 大阪府立大学人間社会学部「ボランタリー活動に対して生活世界の視座が持つ意義」


会場2 本館1254教室
B1    杉野 実 市民科学研究室「「素人」の科学研究もしくは科学の「民主主義」」

B2    湯浅 正恵 広島市立大学国際学部「ダイアローグス・イン・ザ・ダーク──上関原発反対運動に呼応する、ヒロシマに差し向けられたひとつの表現の可能性」

B3    石野 由香里 法政大学多摩ボランティアセンター「学生と地域の人々が寄り合う場から生まれたもの──いつも在る場所で人やコトとの」

B4    高橋 隼 神戸大学大学院理学研究科「周縁と天文学──南アフリカの原っぱから」
# by vgakkai-harappa | 2010-06-21 14:06 | 学会基本情報

分科会1 わらじの会山下浩志さんの原稿の一部

 分科会1「障害(しがらみ)を編み直し、地に根を張る」の発題者の山下浩志さんの発表原稿の一部が、山下さんのブログで公開されています。
 
http://yellow-room.at.webry.info/201006/article_1.html
 

 全体は25000字の大作です。会場におこしいただき、当日頒布する資料集をぜひお手にとっていただければ幸いです。


 輸入学問ではなく、地に足をついた知というのはこういうことなのだろうと思います。運動の中で生まれる知、生活のしがらみの中から生まれる知。日本ボランティア学会の本源的なありようが、ここに存在として表れているように感じます。
# by vgakkai-harappa | 2010-06-18 01:00 | 分科会情報

【会場情報】 明治学院大学白金キャンパス

 明治学院大学内のキャンパスマップです。

 各会場をマッピングしてあります。

【会場情報】 明治学院大学白金キャンパス_f0238535_1262123.jpg

# by vgakkai-harappa | 2010-06-17 01:26 | 会場情報

【物販情報③】上野アメ横特殊魚屋岩楯マシュー パフォーマンス+即売

 26日にインナー広場で開催される交流会では、上野アメ横の特殊魚屋岩楯マシューによる、カニ売りパフォーマンス+即売会を開催します。

 岩楯君は、2009年12月2日のアートミーツケア学会で行われた、日本ボランティア学会ジョイントセッション「澱みの思想」に出演した人です。

 当日の様子は以下。
http://blogs.dion.ne.jp/coppe/archives/9002355.html 


 アートミーツケア学会予稿集に岩楯君が書いた文章。


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路上に売り子が立つ。
売り声がひびく。
そこに澱みが生まれる。
アメ横は路上だ。

東京という都市の淵。マーケットとバザールの間、市場経済的なものと贈与経済的なものの間を走る一筋の裂け目。長さにしてたった数百メートルほどの、活断層としての上野・アメ横。闇市の残り香を漂わせ、ベニヤ一枚の上の商売が未だに続くアメ横は、路上性を担保する唯一無二の商店街である。
ヒトが通り過ぎていくだけの路上の空間を、売り子のしゃがれ声が切り裂き、澱みを生み出す。そこでは売り子も、客も、演者になる。売り子はただモノを売りつけ、買わせるのではなく、口上で存在証明をし、客の懐に飛び込んでいく。「劇場」としてのアメ横において、客は知らないうちに「客の役」を引き受け、答えようとする。掛け合いを通じて高まる互いのテンションが、売買成立の瞬間の沸点を決めるのだ。
上演されるのは、そんな「失われた」日本の「買い物」そのものである。
 

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# by vgakkai-harappa | 2010-06-16 23:10 | 物販情報